本を主役にした客室は全部で19室。テレビの代わりに100冊の本とコーヒーミル。古さと新しさをミックスした不思議な空間には、時間を忘れて読書に浸れるしかけがいっぱいです。
小説『夢十夜』の第一夜に登場する“百合”を部屋名にした1室だけのスイート。お風呂の形をしたソファで読書、バスタブで至福のひととき、眠るころには文学の世界にふんわり包まれていることでしょう。
漱石の短編集からヒントを得た6室の特別室。“金魚”や“やかん”など部屋名・間取りもそれぞれに異なり、各室のアートが物語を彷彿とさせます。今日はどこに泊まりますか?
シャワールーム付きの角部屋は『夢十夜』に2室だけ。14畳の広いお部屋には、雲を表現したテーブル&ソファや、三点飾りを再解釈した床の間など、見た目も楽しい家具や小物が溢れます。
スイートの次に広いお部屋は3階に位置し、見晴らしもよい角部屋。明るい窓際にはカラフルなハンモックが置かれ、本を読むのもよし、ぼおっと夢見るのもよし。山と空の移ろいが心地よさを誘います。
ブックカフェのような客室へようこそ。コーヒーミルで豆を挽いたなら、あとはペラペラとページをめくるだけ。ベッド、ハンモック、ソファ、好きなポーズで読んで欲しい。あなたの物語のはじまりです。
こじんまりとしたヒューマンスケールの客室は、日本旅館のスタンダード。どこか懐かしく落ち着くお部屋です。壁は空、照明は満月や星がモチーフ。持ち運びができる手元照明はお好きな場所へ。