名湯が湧く湯河原町に
夢十夜という湯宿が誕生
文の中 湯にひたり 夢に遊ぶ
夢心地の一夜の はじまりはじまり
お食事処・燭
柔らかい明りが浮かび
五感が満ちる一皿に出逢う
ここはシェフの夢が形になる場所
静けさと懐かしさを残した客室
スマホもテレビも遠ざけて
軽やかになる支度
部屋には珈琲豆とハンモック
万葉集に詠まれた森と川の温泉郷
千年の時を経ても こんこんと湯が沸く
ふたつの湯船に不思議な湯けむり
明湯と暗湯
小川に面した甘味処で
おやつをほおばる
せせらぎ音に包まれて
甘い夢を見よう
のれんは夢十夜の1ページ目
はらりとめくれば別世界
本と夢が積み上がる
カラダひとつで旅にでよう
ライブラリィ・白昼夢
椅子の代わりにベッドがある
心地よさと眠気が
現実と物語の境目を消していく
夢商店に並ぶのは
夢を誘うものや湯河原の記憶
長く愛されるものをセレクトしました
家路についても夢の続きを見て欲しい