夢十夜YUME JUYA

まえがき

名湯が湧く湯河原町に
夢十夜という湯宿が誕生
文の中 湯にひたり 夢に遊ぶ
夢心地の一夜の はじまりはじまり

1のれんをめくる

のれんは夢十夜の1ページ目
はらりとめくれば別世界
本と夢が積み上がる
カラダひとつで旅にでよう

2荷を下ろす

静けさと懐かしさを残した客室
スマホもテレビも遠ざけて
軽やかになる支度
部屋には珈琲豆とハンモック

3甘い夢を見る

小川に面した甘味処で
おやつをほおばる
せせらぎ音に包まれて
甘い夢を見よう

4明湯と暗湯

万葉集に詠まれた森と川の温泉郷
千年の時を経ても こんこんと湯が沸く
ふたつの湯船に不思議な湯けむり
明湯と暗湯

5灯る時間

お食事処・燭
柔らかい明りが浮かび
五感が満ちる一皿に出逢う
ここはシェフの夢が形になる場所

6身をゆだねる

ライブラリィ・白昼夢
椅子の代わりにベッドがある
心地よさと眠気が
現実と物語の境目を消していく

7夢の続きを

夢商店に並ぶのは
夢を誘うものや湯河原の記憶
長く愛されるものをセレクトしました
家路についても夢の続きを見て欲しい